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同居の義母に代わり出品します。こちらは明綴れ（みんつづれ）の袋帯です。画像よりほんの少し金色が渋めです。帯のみです。15年以上前に、義母が上京の折にお世話になっていた都内の呉服店にて誂えたものです。明綴れは糸がとても細く、綴織と違って、その細さゆえ爪が使用できず、櫛で織りあげるもので、起源は中国の明王朝とされています。大変軽く柔らかく生地が薄いので、袷の時期はもちろん、単衣にも締められます。綴れ織りは、たて糸が太いため、生地はしっかりしていますが、明綴れは細い糸が使用されるため、とても柔らかく、生地にも模様にも厚みはありません。その技術は稀有で、このような帯は最近では織られていないそうです。格のある織でありながら、厚みはなく薄く軽いので、華やかというよりも上品な仕上がりになります。黄色味のあるゴールドに、扇面が織り出され、桜、梅、牡丹、菊、萩、竹、あやめなどの日本を代表する四季の花々がさりげなく配されています。前腹は柄が異なるので着物や季節に合わせてたのしめます。写真ではくすんだブルーの訪問着、ピンクの江戸小紋に合わせました。シルバーも使われて格調の高い帯ですが、柄がそこまで派手ではないので、控えめな装いに華を保たせたい時や、気軽なパーティーにもさらりと締めるととてもオシャレです。ゴールドの地は細かくキラキラですが、派手さはなくすっきりしています。訪問着、色無地、付け下げ、江戸小紋などに。お茶席や卒業式、入学式、七五三の付き添い、パーティーや結婚式のゲストに。自宅にて着物に合わせたりはしましたが、一度も締めてなく、シワやシミ汚れなどなく、とてもきれいな状態です。そのため新品としました。長期の保管品ですので、見落としなどあるかもしれません。中古にご理解ある方お願いします。50万円ほどのものを、お仕立て代込みで催事セールで45万円ほどで購入したそうです。少しお高めの出品ですが、希少なお品で未使用であること、少し迷いがあり、ご縁がなければ私がいつか着用したいと思っていることもあり、ご了承ください。畳紙には、名前が書いてあるのでお付けできません。ご愛用くださる方にお譲りしたいです。幅31センチ長さ435センチカラー···ゴールド柄・デザイン···花柄着物種類···色無地